家族を失って分かったこと
家族は大切だと思いますか? こう問われたら、「当然でしょ」と答える人が大多数だと思う。 あまりよくない家に生まれ育ち、肉親を忌み嫌う人なら「別に」と素っ気なくいうかもしれないけど。 あなたは自分オリジナルの感性を持ってい…
家族は大切だと思いますか? こう問われたら、「当然でしょ」と答える人が大多数だと思う。 あまりよくない家に生まれ育ち、肉親を忌み嫌う人なら「別に」と素っ気なくいうかもしれないけど。 あなたは自分オリジナルの感性を持ってい…
今回は、少しずつ自分を取り戻すことが理解できるようになってきたけれど、まだ自分の中の感情に振り回されている方に読んでいただきたい内容だ。自分の感情を振り回す(と思い込んでいる)周囲を変えようとすることより、自分自身の変化…
今日は、時間を超えて悪影響を与え続ける過去と付き合う話。 これを読まれているあなたは今、何歳だろう。どこで、何をしていて、暮らし向きはどうで、どんな人間関係を持ち、どのくらい不満があるだろうか…
幻想、ファンタジー。今見聞きしているはずのリアルな世界を、幻想と呼ぶことに抵抗のある人がどれだけいるだろうか。しかし、現実を見るとこう解釈する方が逆説的に筋が通る。幻想という言葉に抵抗があるなら、物語と言ってもいい。比喩…
父が家を出て、家族がバラバラになって苦しんでいた時期があった。それと同期するように、学校で、会社で、暮らしていた町の中で、人の行為に違和感を感じることが増え、それが自分に向けられたものでなくとも、何か気に入らないことがあ…
ずっと昔、混乱していた頃は、思いを馳せる余裕がなかったけれど、当然のことながら私にも大切な存在がありました。長い時間を共にするうちに根付いた愛着の感覚が今の自分を自分足らしめていて、ときに歪んだ見方があったとしてもその大…
幸せですか、と問われて、はい、私は幸せです、とはっきり答えられる人が私たちの国にいったいどのくらいいるのかな、と思うときがあります。はっきり「幸せです」と答えられる人は、おそらくこのサイトにそれほど用はない気がしますが、…
独り。 この言葉を目にして、どう受け止められたでしょうか。 中には、表題を見て“ひとりで”にクリックしてこのページを開いた方もおられるかもしれません。この文言は、ずっと昔に読んだ、ある本の小さな挿絵の題名からいただいたも…
前回は、『あなたの原風景を蘇らせよう』と題して、原風景にまつわる話でした。その中で触れたように、原風景とは私たちの体に宿った、かけがえのない自分を生きるための、大切な、本当に大切な自分の内面世界を形作る集合体です。意識無…
かけがえのない自分に気づき、自分のための人生を歩みだすきっかけは、人それぞれだと思う。記憶の彼方に置いてきてしまった人や風景との再会、何かに触れた時に蘇る淡い想い、見ないようにしていた感情の流出、喪失し、二度と戻らないと…
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