時間泥棒と自己の変化
ミヒャエルエンデの『モモ』のことを養老先生の本で読んで以来、時間泥棒という言葉がずっと頭の片隅にあった。かなり前のことになるが本を手に取る機会があり、岩波少年文庫版のページをめくると、(少年文庫だから当たり前だけど)子供…
ミヒャエルエンデの『モモ』のことを養老先生の本で読んで以来、時間泥棒という言葉がずっと頭の片隅にあった。かなり前のことになるが本を手に取る機会があり、岩波少年文庫版のページをめくると、(少年文庫だから当たり前だけど)子供…
私のIPODには、前世紀から今世紀初めにはやった歌が多数入っている。プレイリストには、その時代ごとのお気に入りを、言葉の意味はかなりずれるものの、Oldies1から10と銘打ったフォルダ名をつけて分類してあり、今もちょっ…
人とは、その人の記憶のことだ、と言った精神科医がいます。長年、精神科の臨床に携わり、多くの患者と接してきた結果、自然に導かれた表現なのでしょう。 著作で読み、その文章を目にしたときには、なんだか非現実的な表現をしている人…
職場、家庭、近隣の人々との付き合い。日常生活の中に身の置き場がない、安心を感じられない人はいったいどのくらいいるでしょうか。心が休まらず、いつもどこかでギスギス、カリカリして怒りを抱えていたり、誰彼となく当たり散らしてい…
家族、職場、学校、近隣の人々の関係。自分ではどうしようもないと思い込みながら、それでもかかわり続ける。 そこで発生する出来事に行き詰まり、 彼は・彼女はあーいう人だから、 この組織は所詮こういうところだから、 こんな歪ん…
生きているとどうにもうまくいかないことが続くことはある。 家族、仕事、人の関係。 これを否定する人はいないと思う。 連続して『問題』が起こることもあれば、ある特定の状況に心がずっと捉われ続け、日々の生活に余裕を感じること…
故郷とつながりのある人はどれくらいいるでしょうか。生まれてからずっと同じ場所で暮らしている方にはそこが故郷だし、離れて暮らしている方の中には、ずっと遠ざかったままの方もいらっしゃると思う。中には、もう思い浮かぶことがない…
何をやってもうまくいかないと感じるときは誰にでもあるでしょう。なんで、どうして、こうなってしまうんだ、夫は、妻は、上司は、友人は、彼は、彼女は、どうしてああなんだ、なぜこんなことが自分にばかり起こるんだ、お先真っ暗だ・・…
心の重石。 前回、ブラックホールと表現して、それが私にはしっくりくると言ったけど、とりあえずここではそのまま心の重石として表現して続けよう。 心の重石のもとは、喜び、楽しさ、充足感、希望、安心、好奇心、大好き、そういった…
何かをしようとすると、どうしようもなく気持ちが萎えてしまう、体が動かない、無気力に陥ってしまう。心の問題で葛藤される方々には、そういった経験があると思います。もちろん私にもありました。 「洗い物しなくちゃ・・・・・はぁ(…
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