私たちはほぼ例外なく、
様々なジレンマを抱えています。
ここでいうジレンマとは、
自分が望む世界と現実との間の隔たりに
思い悩むことですね。
ジレンマはたいていの場合、
その自分の望みと現実のギャップが
非常に大き過ぎて、
それを縮める術がわからなかったり、
とてつもない努力と時間を要する
感じがしたり、
または、
果たしてそこまでして力を入れて
行うべきことなのか、
決断がつかなかったり、
するために、
すぐには望む方向への変化が望めない、
あるいは、
行きつく先を想い描こうにも、
その不鮮明さ、亡羊さに
自信を喪失してしまう、
といったことによって生じます。
良く知られた話としては、
痩せたい、でも、
甘いものは食べたい、控えられない、
というものがありますね。
これであれば、
ことが重篤な状況でなければ、
ある程度軽いケースかもしれません。
これが、
夫と別れたい、でも、
子供たちと食べていけるか自信がない、
とか、
会社を辞めたい、
でも今以上の良い条件が見つからない、
または、
新しい場所に適応してやっていける
自信がない、など、
事と場合にもよりますが、
深刻なケースもありえます。
こんなとき、ジレンマを解消するために
どうしたらよいか、と言うと…
望む方向があるなら、
あるいは
望まない場所から脱出したいなら、
実行した場合としない場合を
調べて天秤にかけた上で、
“決める”しかありません。
巷には、ケーススタディがてら、
あなただけの特別な方法を謳う本や
セミナーもあるので、
それらの方法を試してみるのも
ありかもしれませんが、
結局のところ、
こればかりは残念ながら、
最後は自分で“決める”しかない、
というのが信じるではないでしょうか。
多くの人が夢見るような、
結果は問題ないからと安心しながら、
思い切ったことを行うことは
めったにできるものではありません。
あるいは、
スピリチュアルでよく言われるような、
私たちの人生は全てスクリーンに
投影されているものだから、
何が起きても大丈夫と思って
前に進むことでしょうか。
しかし、
何が起きても大丈夫、
というくらいだから、
安心・平安なままというわけには
いかないでしょう。
可能なことは少しずつ、
トライアンドエラーを繰り返すなりして
進むこと。
★
誰が何を言っても
やりたいことがあって譲れない、
つまり、
望む方向が確実に決まっている場合は
それほど問題はありません。
しかし、ジレンマは大方の場合、
向かう先が決まっていなくて、
今の場所から脱出したい、
でも…
というところで生じるものです。
なぜなら、
当事者は自分が何をしたらよいか
わからないから。
どこに逃げたらいいかわからない、
どこが安全かわからない、
ということです。
ジレンマを抱えた状況で、
自分を動かす原動力が見つからない以上、
手探りで“それ”を見つけるまでは、
ただ不安とも怖れともつかない
嫌な雰囲気に追われ続けて、
逃げようとするだけだからです。
まず、とりあえずの形で良いので、
欲しい未来を想い描いてみてください。
こんなものなら自分もほしいな、
住み心地いいな、
こんなところが妥当かな、
そう思えるような何かで、
それを見出す、創造する、思い描くためには、
自分の中に存在する様々な
良き原風景を認識するとともに、
想い描く未来を実現するために
できうる限りの、
理屈に走らないトライアルを実施すること。
それらを繰り返すこと。
するとある時、
まるで天の啓示か何かのように、
“それ”が不意に意識の俎上に
その姿を現すことがあります。
あるいは、目の前に、
既視感をともなって
あらわれたりするかもしれません。
そんな話を聞いてしまうと反対に、
自分には無縁の、
一部の選ばれた者だけに生じる
現象であるかのように
受け止めることもあるけれど、
決してそうではありません。
チャンスは、「誰にでも」「何度でも」
与えられるものだからです。
ビジネスやスポーツの世界などでは、
「チャンスの女神は前髪しかない」
という言葉はよく言われますが、
この言葉には
1つの前置きと1つの大前提があります。
前置きとは、
1度のチャンスに対しては、
ということです。
成功した人が良く言う、
チャンスが1度しかない、とは、
そのチャンスを逃して失敗したことを
経験していないのだから、
あくまで仮の話なんですね。
大前提の方は、少しシビアで、
例え不安でも、
例え前が見えなくても、
見通しが立たなくても、
その時までに出来ることを
やり続けている人の前にだけ
チャンスは現れるということ。
やりたいことがわからないなら、
探し続けた方がいいですし、
探し続けるとは情報を得るだけでなく、
とにかく得た情報に基づいて
試してみること。
するとあるとき、
あ、これならいいかも、という啓示が
降りてくることがままあります。
やりたいことをやっているけれど
なかなか芽が出ないとしても、
出ないなりに工夫を凝らしていると、
ある時ふと、
あ、このやり方で試してみよう、
という啓示が下りてくるかもしれません。
その内容はと言えば、
たいていは、今やっていることと
ほんのわずかな差異しかなかったりして、
しかもその方法がうまくいく方法だったり
するものです。
一つだけ、
絶対にやってはいけないことは、
何もしないで、
外野から批評だけすること。
それは自分がその場に留まり続けたい、
という、
おそらくは、
意に反する宣言をし続けることになる。
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ー今回の表紙画像ー
『大倉山より南を見る』

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