普通の人という表現が
何を意味しているのかは
人それぞれですが、
何かの平均という視点からすると、
私たちは大なり小なり
“歪み”を持って生きています。
“歪み”は、
外的な動作のこともあれば、
内的な感じ方の傾向みたいなことも
あるでしょう。
時に良い方に向けて
機能するときもあると思いますが、
目の前に現れたものごとを
そのまま見ることができずに、
多くの場合は悪い方向に働いて、
必要以上の不安や怖れが
『身体』を支配します。
そして、
思考の回転が鈍くなり、
やがて機能しなくなる…。
身体を動かすことが苦しくなり、
最後には感情自体が凍り付いて、
感情鈍麻、つまり、
すりガラスを通して世界を見るように
世界を見るようになり、
何が正しくて、何が誤っているのか
自信が持てなくなることさえあります。
厄介なことに、
それが“歪み”のせいだと
気づいただけでは、
良くならなかったりします。
もっとも、
“歪み”が原因だと気づくことさえ
なかなか難しい。
“歪み”とは、
癖といえるかもしれません。
あるいは、
世間でいうところのものの見方、
受け止め方のバイアスのことと
言えるかもしれません。
“歪み”は誰にでも多少は存在することで
それ自体は仕方ない、というより、
それこそ個性と言えるかもしれません。
ですが、それが、
人生を行き詰まらせたり、
日々を生きづらくさせ過ぎているならば、
個性だから、では済まされないし、
仕方ないと言ってもいられないほど
追い込まれてしまっているものです。
そんな時、すでに“歪み”は、
ほとんどの場合、
幾重にも積層されています。
“歪み”は、
もともと持っている、社会とは、とか
世間とは、とか人とは、という
見方に関することもあれば、
言葉や仕草の受け止め方、
それに対する自分の対応の仕方、
つまり、よく言うところの?
認識論と存在論的なことなのかも
しれません。
仕事がハードで辛い、
仕事の内容がどうしても理解できない、
上司と折り合いが悪い、
家庭に居場所を感じられない、
夫(妻)と向き合うのが苦しい、
お金の先行きが見えない、
これ以上働いていく自信がない…。
これらは仕事や人の関係のことですが、
他にもいろいろあるでしょう。
睡眠時間が確保できない、
原因不明のまま続く体調不良、
先行きの見えない未来、
など、
健康や見通しに関する“歪み”も
少なくない方が持っているはず。
これらが単独で生じて、
あることだけに悩むことも
人によってはあるのかもしれませんが、
それこそ上記以外も含めて、通常は
多くの事柄が絡み合っていることの方が
圧倒的に多い。
しかも、先に述べたように、
それらの元になっている
世界の見方、世間との接し方、
自分のあるべき姿を醸成した家族は
壊れてドロドロの関係に陥っていたり、
随分前に消えてなくなっていたり
することもあります。
そうやって、
既に喪失した世界のもととなっていて、
しかも“歪み”から耐え難いほどの苦しみを
今現在展開しているそれらの基準をもとに、
人生と接している限り、
同じことが、
所を変え、人を変え、出来事を変え、
続くことは間違いありません。
…というか、実際にそう経験された方が
ほとんどなのではないでしょうか。
★
私たちは生きる中で、
自分を含めた人とどのように接し、
何を食べ、どのくらい寝て、
何を世の中に働きかけるか、
という総体の中で糧を得ています。
それをして、
佐賀のがばいばあちゃんは、
『人生は総合力ばい』
と言ったのでしょうか。
不安がもとで、
“歪み”を感じさせてしまっている時、
そこには何が影響しているのでしょうか。
先に挙げた例で言えば、
上司の言葉でしょうか、
収入の目処がないことでしょうか、
自分の実力の乏しさの感覚でしょうか、
夫(妻)からの愛情が感じられないからでしょうか、
それとも、他の何か…?
確かにどれも影響していることは
間違いないと思うけれど、
そのさらに奥底にある“歪み”には、
自分の中の醸成された
愛着そのものの歪みがありませんか?
愛着の歪みです。
何が言いたいかと言うと、
目先の不安、混乱、怒り、絶望に
惑わされないように、
自分が何によって苦しんでいるのか、
何が“今”の苦しみの土台にあるのか、
その本質を知ることを試みてください
ということです。
最短のアプローチで
人生を変えていけるといいですね、
ということです(笑)。
本質に切り込んだら、
飽くことなく実践を続けることです。
飽くことなく。
要するに、徹底して継続すること。
徹底と言うと、何かスパルタっぽく
聞こえるかもしれませんが、
自分にできる範囲で
続けようとする、という意味です。
「大丈夫」と自分に言い続けられると
そのように自分が変わってくることは、
モノの本にも書いてあります。
よく頑張ったね、と
毎晩眠る前に自分に囁くと、
そう変わってくることは
モノの本にも書いてあります。
でも多くの人は、
わかっただけでやめてしまって
続けようとしません。
そして、また、
もうだめだ、と思ってしまう。
ほんとは、
もうだめだ、
ということなんてなくて、
失敗と叱責が怖いだけだったりで、
さらにその根底には、
喪失を彷彿させる感情を恐れていること、
があるはず。
どうか、怖れることは仕方ないので、
その感情をしっかりと受け止めて
向き合ってみてください。
そして“歪み”から生じる恐れや絶望に
人生を支配させないように。
以前にもお話ししましたが、
あなたの感情があなたを傷つけることは
決してありません。
あなたの大切な一部が、
出来事を通して、感情を通して、
あなたに生き方の示唆を
投げかけてきています。
不安の奥にある感情に、
あなたを次のステージに導くメッセージが
滲み出ているのではないでしょうか。
MDL(My Dear Life)の概要を知りたい方はこちらへお越しください
https://nBkBtBnihidetBkB.com/meeting/
個人の相談はこちらへどうぞ
https://nBkBtBnihidetBkB.com/business/
ー今回の表紙画像ー
『二年参り』
お正月の空は、いつも青くて深いなあ。

最近のコメント