2011年に発生した東日本大震災は
未曽有の災害で、
他界された某大臣が嫌みとも怒りともつかぬ
否定的な口調で“暴力装置”と呼んだ
日本国の軍隊である自衛隊が出動し、
凄まじい被害が出たエリアで
被災された方々を守るべく、
素晴らしい貢献をしてくれました。
その後に発生した震度7以上※を計測した
熊本地震、胆振地方中東部地震、
昨年元旦に発生した能登半島地震でも、
他の地震の時と同じように、
被災された方々を守るために
必死に働いておられました。
※計測値は以下を参照
https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/higai/higai1996-new.html
ここで、
自衛隊という軍隊を誉めそやしたり、
宣伝したりするつもりは全くありません。
ただ、
いくら給料をもらっているからといっても、
その貢献は凄かったと思います。
派遣された中には、
予備自衛官として必要な訓練を
受けてはいるものの、
普段は軍隊とは関係のないところで
仕事をしている人もいたし、
何より自分の家族が被災する中、
規則に則り出動していた人も
少なくなかったそうです。
★
東日本大震災で甚大な被害を被った
東北地方に対して、
当時優勝したプロ野球チームの選手が、
「人は誰かのために戦う時、強くなれる」
という主旨のことを述べ、
多くの感動を得ました。
大切な郷土、大切な人々のために
自分がたたかうことで、
そこで苦しむ人々を勇気づけられる、
助けられると思った時、
心の底から、身体の底から、
そのための力がみなぎってきます。
それはとても凄い力で、
目が覚めたような決意とともに、
怖いものがなくなるとさえ
いうことができます。
私はティーンエイジの頃に
同じことを感じたことがあるので、
その感覚がよくわかる、
そう思い込んでいた時期がありました。
本当は大なり小なり、
例外なく誰もがそうやって
生きているにもかかわらず、
自分はそれを経験している数少ない一人だ、
そう思い込む勘違い男だったわけです。
今はその阿呆さ加減を知った分だけ
救いがあるかもしれません。
心理の世界を知り、
カウンセラーの資格を取り、
相談を受けていると、
かつての私のような存在がもたらした言動に
迷惑をこうむっている方に
出会うこともあって、
そんな時は、
心の奥にある申し訳なさも手伝って、
つい何とかしなくてはと、
相談の一線を超えて手を差し伸べたく
なったりしてしまう時もあります。
いわゆる自己犠牲の精神という
一見聞こえのいい、
おそらくは長続きしないか
反動が表れかねない、
かつて家族の中で培った情動に
突き動かされかけたりもします。
誰かを助ける代わりに自分が
犠牲になるというのは、
赤ん坊の我が子が死に至る病に冒されたとき、
膨大な治療費をかき集めるために
奔走したり、
水に溺れかかった幼い我が子を救うために
泳げない身で水に飛び込む親だったり、
という時限的な状況で発動される
ものではないかと思います。
★
今抱える問題が、
身内とのことであれ、仕事の内容であれ、
取り巻く人々との関係のことであれ、
おかしなところでたたかってしまうと、
生きづらさが募るようになります。
たたかうということは
心身のエネルギーを消耗するからです。
いつも穏やかで平和な日々を
生きられればいいのですが、
人が原因だろうと自然が原因だろうと
生きている限り起きる問題に対して
私たちは行き詰まりを解消するための
態度、取り組みを決めなければなりません。
会社を例にすると、
仕事上の成果の評価が同僚より低かったり、
立場や知識が自分よりある者から行われる
正しさに包含して、
人間性を貶める叱責だったり、
ということに対して、
どうすればよいでしょうか。
そういう状況であれば、
腹が立つかもしれないし、
激しく落ち込むかもしれません。
自分を含めた大切な誰かの願いを
かなえる仕事には、
どこかでたたかう要素、
立ち向かう要素が含まれがちです。
気づいたら没頭しているとか、
仕事とやりたいことの境目が曖昧、
といった状況とは異なり、
何かの目標があって、
そこに立ち向かうというフェーズが
生じるからです。
それが、
大切な誰かのためになる、
ということは、
立ち向かうあなたの
『姿勢』『見え方』による場合があります。
頑張るのも没頭するのも良いけれど、
たたかう中であらわれる、
度を超えた苛立ちやギスギス感、
打ちひしがれ感が強く醸されるなら、
あなたの望みに反して
逆効果を招きかねません。
頑張っている人間にケチをつけるのか、
そう言われるととても辛いけれど、
そのたたかう姿勢こそが
大きな勘違いになってしまっていることも
往々にしてあるのではないかと
思うからです。
それは当然ながら、巡り巡って
その意志と望みに反して、
大切な誰かを救うどころかますます苦しめ、
同時にあなた自身をも
生きづらくさせるからです。
“たたかう”の反対語が、
“仲良くする”、なのかどうかは
わからないけれど、
“たたかわないこと”、“逃げること”を
真剣に考えてみませんか。
その場に立たされて、
怒りと絶望の感情を募らせながら
サンドバッグになったり、
自分の理屈をつけて言い返したり、
ということが、
本当に自分の望みを満たすことになるのか、
大切な誰かのためになることなのか、
真剣に考えてみませんか。
短い人生の中で、
よほど生命を脅かされたりでもしない限り、
たたかう必要なんてないと思うのですが
いかがでしょうか。
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ー今回の表紙画像ー
『大倉山記念館オブジェ』

水道橋に出かける用事がありました。
暖かいを通り越して、もう夏だ。。。
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