心のために身体を労わってみる

日々の棚卸

 

普段暮らしていて、

何だかいつも同じことが

繰り返して起こるなあ、

そう感じたことはないでしょうか。

 

例えば、

なぜかいつも右足から踏み出すとか

風呂は夕飯の前に入るとか、

そういった選択の癖があるようなこと。

 

ちょっと考えても、

なぜそうなるのかわからない。

 

わからないけれど、

特に日常に影響があるわけではありません。

 

でもきっとそこには、

ある種のメカニズムが働いているのだと

思います。

 

メカニズムという言葉の代わりに、

力学とかパターンと言っても

いいのかもしれません。

 

 

どんな職場にいても

周囲の人々との軋轢が生じてしまう

そんなことはあるでしょうか。

 

もしそんなことが繰り返し起こるなら、

時々耳にするように、

 

実際に出している成果や貢献度よりも、

自分を認めさせようとする態度の方が

少しばかり強すぎたり、

 

周囲の人々が自分の考える通りに動くべきだ

という期待値が高すぎたり、

しているのかもしれません。

 

組織の中では、

成果を一人で出せる業務は少なく、

上下関係を含めて周囲といかに連携して、

 

いえ、

いかに周囲にとってメリットのある成果を

出すことができるかが必要なことが

多いからだと思います。

 

では、

 

職場ではなく仕事そのものが

必ず行き詰ってしまうことについては

いかがでしょう。

 

それが必ずと言っていいほど生じるなら、

よく言われるように、

もしかすると、

 

自分がそこで何を求められているかを

きちんと理解できていなかったり、

 

仕事に対する考え方が少しばかり、

独りよがりになっているからというのが

あるからかもしれません。

 

営利集団にいるということは、

一般論としての考えや論理とは別に、

営利を求める集団特有の力学が働いて、

 

それをいかにうまく把握できるか、

感じ取ることができるか、

それに従って実行できるか、

と言ったことが必要になるからだと思います。

 

これらのことは決して、

あなたの人間性や性格、“出来”の問題では

まずありえません。

 

さてここまで、

 

仕事に纏わる例を出しましたが、

人の関係はいかがでしょうか。

 

これまで何度か恋愛をしてきたけれど、

なぜかいつもおかしな結末になってしまう、

そんなことはないでしょうか。

 

毎回恋愛がうまくいかないという場合、

よく言われるように、

 

相手のことを束縛しようとしすぎたり、

反対に、相手の意向に合わせようとして

自分を従順にしようと耐えすぎたり、

しているからなのかもしれません。

 

心と心が繋がるはずの関係では、

 

ありのままの自分を受け入れた上で

ありのままの自分で接し、

ありのままの相手を尊重し受け入れることが

 

少なくとも理想的には、

必要になるからなのかもしれません。

 

ここまで、

どれも本当によく言われることなのですが、

とりあえず文字にしてみました。

 

 

さて、前述の話はいずれもが

他者との関係性について述べたものですが、

 

その土台となるのは、

これもよく言われるように、

自分自身との関係性であることは

言うまでもありません。

 

あらゆる人間関係の基本となる関係、

そう言っても差し支えないでしょう。

 

それほど大切な自分自身との関係において、

 

自分自身ではない別の誰かを演じることに

躍起になっていたり、

 

世の中の流行り廃りを

自分の真の好みや願いなどより

いつも優先していたり

 

といったことばかり行っているなら、

要注意です。

 

自分自身を

どこまで大切に扱っているでしょうか。

 

自分自身との関係は

他者の言動で決まったりはしません。

 

仮に他者がひどい仕打ちをしてきたとして、

その言動に自分まで自分を痛めつけるような

受け止め方をしないようにしたいですね。

 

そして、同時に、

自分の身体をきちんと労わることも

忘れないようにししたいですね。

 

長々と書いてきたのは、

心のために身体を労わることを

お伝えしたかったからです。

 

 

ここまで述べてきた事例の根本として

意外なほどに忘れられがちなことが

身体の疲労です。

 

ここまで述べてきた事例には

嫌だ、苦しい、辛い、腹が立つ、など、

感情を表現する言葉が付随しますが、

 

実は必ずしも、

感情に注目して対処するだけが

解決方法ではありません。

 

私たちの心と身体には何かにつけて

繋がっている部分があり、

 

今感じている苦しさを変えていくために

これを使わない手はないのです。

 

それは疲労への対処です。

 

疲労には、

寝不足、食べすぎ飲みすぎ、運動不足や

運動など日々のが取れない、などなど、

 

それこそ、

 

コマーシャルで流れているような

自らの身体への労わりの“大いなる不足”が

あるのかもしれません。

 

自分には関係ない、

自分の体はまだ大丈夫、

このくらいならすぐ回復する、

 

何より、

そんなことに気を使っていられないほど

心がざわついていたりするとき、

 

私たちはつい、

心の方だけにフォーカスしがちになります。

 

もちろんそれはそれで

大切なアプローチではあるのですが、

 

自分一人でもできることでもあり、

意外なほど効き目がありえることとして、

身体を労わることは、

 

我々が普段考えている以上に

心にとって有効な方法です。

 

ここは心を語るページではありますが、

心が苦しんでいるとするならば、

身体の健康を振り返ってみることは、

とてもとても想像以上に大切なことなんです。

 

心の痛みが止まらないなら、

これからも続きそうだと自覚するなら、

心の苦しみに耽溺しているなら、

 

ひとまず真摯に、

身体を労わることを

実践してみてください。

 

 

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ー今回の表紙画像ー

『カレーライス』

意外に久々。