変えていますか。
変わっていますか。
変わる必要がない、
変わりたいと思わないなら、
それはそれでOK。
でも、変わりたいと思っているなら、
『目標を決めて、行動しましょう』
…
きっと、変わりたいと思っている人は、
一度ならず聞いたか見たかした
センテンスだと思います。
このセンテンス(標語?)、
確かに、その通りだと思います。
同時に、
具体的なことは何も書かかれていません。
それはともかくも、
とにかく目標をもって、
そこを目指して行動しよう…。
そうだよなと感じて行動しようとします。
何をやってもうまくいかず、
後悔と怒りと無力感の日々が続いて、
しばらく落ち込んだ後、
もうダメだ、自分が変わるしかない、と
退路を断つつもりで、
気合を入れて、何某かを変えて、
自分の心と身体と毎日とに、
変化をもたらそうと試みる。。。
でも、望んだ変化が得られない。
最初のうちは変われた気もしたけど、
そんな感じもだんだん減ってきて、
目指す状況には今なお程遠い。
それからも、
何度かトライしてみるけれど、
やっぱり変わらない。
そんな状態が続くときは、
どこかで現実の行動が目標と
乖離していたりします。
行動の動機を見直してみるのは、
一つの手です
いつも申し上げているように、
あなたの中に眠る大切な原風景は、
行動へと続く動機となるからです。
ただ、空回りすることも
良くある話です。
だから、
これだけ変わろうと努力しているのに、
これだけ頑張っているのに、
何で変わらないんだろう。。。
そんなことがあっても、
不思議ではありません。
いかがでしょう。
★
変わりたい、
でも、
変わらない。
そんなことを繰り返した後、
当時の私は、
ある当たり前のことに気づきました。
ヤル気はあります。
というか、出るところまできました。
だから、よし行くぞ、と
いろんなことを試しては
自分が望む目的地に向けて行動します。
…ですが、
いくら我武者羅にやったところで、
ケージを走るハツカネズミのように、
同じところを動き続けて、
先へ進まない状態に気付くことが
ありました。
厳密に言えば、
そのあがきというかスピリットというか、
そうやって力を入れて取り組んだことは、
無駄どころか、
これからを生きる上で有益な経験値と
自信をもたらしはするのですが、
ただし、うまくいかないと疲弊して
続けることが難しくなってしまい、
せっかくの取り組みが遅滞する。
だから、変わるんだ、という、
その臨場感や良しとするも、
変化をうまくいかせるために、
何か決定的なものが必要な
気がしたのです。
自分のやり方に足りなかったものは何か。
どうやったらうまく変われるのか。
……
『目標を決めて、
そこを目指して行動しましょう』
んんん。
あっ、そうだ。
このセンテンスからは、
5W1Hがわからないんだ。
5W1Hとは、
When
Where
Who
What
Why
How
のこと。
「たかがそんなこと…」
そう言われる人もいるでしょう。
中には、
「そんなもんいらん」
と言われるかもしれません。
あなたはいかがでしょう。
ですが、これ、
変化の目標が大きいほど、
効き目があるんです。
最初から大きく変わる必要はない、
変化は小さく始めればいい。
最初は5分だけ、
最初は1ページだけ、
最初は1冊だけ、
最初は…
そこから徐々に大きく変わっていきましょう、
そう言われることが多いと思います。
これもある意味その通り。
ステップとしては妥当な方法です。
ただ、同じやり方をいつまでも続けて、
変わらないのなら、
そしてさらに変わることが必要なら、
飛躍が必要なステップに来たのなら、
何かを変える必要があります。
そう、変え方を、変えるんです。
5W1Hを臨場性に加味するんです。
“臨場性に加味する”んですよ。
5W1Hを設定すればいい、
わけではないですからね。
もちろんその実行は大前提。
心のドライブフォースが、
計画と融合したとき、
停滞していた何かがまた動き始めます。
試してみて下さい。
ー今回の表紙画像ー
『飛行機雲』
街を歩いていて、昔読んだ小説のタイトルが不意に脳裏を過って見上げたら、見えた。
涼しくなって空もクリアに。。。
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