変えることについて考えてみた

日々の棚卸

 

あなたが今から、

自分の人生を変えようとしている

とします。

 

人生を変えるには、まず日常から。

 

例えば、あなたが会社員だとして、

変えることとして思い浮かぶものは

何でしょう。

 

朝起きる時間

朝食の種類

出かける時間

 

着る服

仕事を始める時間

昼食の種類

 

仕事の進め方

お客先へのアプローチの方法

通勤ルート

 

挨拶

苦手なあの人のいつもの言葉への対応

トラブルが起こった時の受け止め方

 

上司への報告の仕方

帰宅時間

ジムのエクササイズ

 

趣味の集まりへの出席

友達と一杯

夜のドライブ

 

寄り道のルート

スーパーでの買い物

お酒

 

洗濯

洗い物

掃除

 

 

ざっと挙げてみました。

おそらくどれもが変える対象になりうる、

と思います。

 

これらは全て『何を』変えるか、

をさしています。

 

つまり変える対象ですね。

 

この他にもたくさん思いつくと思いますが、

本筋ではないので割愛します。

 

さて、上述のように変える対象は

変えることで何が期待できるか、と

関係するわけで、

 

つまり、

どうなりたいと思っているか、

それに有効な変化は何か、

 

と考えると、

選択する対象が具体的になります。

 

そこで今度は、

変える対象を『どう』変えようか、

となります。

 

仕事を余裕をもってこなすために、

朝1時間早く起きる

 

とか

 

いつも下を向いて歩く癖を変えて

胸を張って歩いてみる

 

とか、

 

自分に向けられる言葉や行動を

悪意を持って解釈しない

 

とか

 

実はあまり気が向かないから

惰性でつきあっていた

友人との飲み会には行かない、

 

とか、

 

仕事をさっさと切り上げて

人目を気にせず早く帰宅する、

 

とか。

 

自分の生活と人生を変えようとして、

思いつくものを行動する、

少なくとも試してみる、

 

良いことだと思います。

 

変える対象も変え方も

上述のとおり、様々あります。

 

暗闇の中を藻掻く自分を何とかしようと

変えること、かえること、カエルコト、と、

 

身の回りから探したり

少し先の予定を確認したり

成功の情報を仕入れたりします。

 

で、

 

変わること、

自分を変えることとは

そういうことなのでしょうか。

 

 

情報が氾濫する社会と言われて

久しいですが、

 

その主な原因である

インターネットやテレビなどの

ネットワークが生活に繋がらない日は、

 

いえ、繋がらない時間は、

眠っている時以外ない、

と言っても過言ではありません。

 

それが、

仕事であれ、趣味であれ、暇つぶしであれ、

 

何某かのネットワーク経由の情報か

またはそこから仕入れたソフトウェアを

使用しています。

 

それらの情報には、

発信した側の意図に沿う成功事例が

理路整然と?描かれていたりします。

 

世の中の価値観の一部もまた、

そのようにして作られていくわけで、

 

後々から振り返ってみれば、

あれ、何でこれがそんなにいいんだ?

ほんの少しの間よかっただけじゃないか、

 

というようなことが、

大手メディアや賞を取るような作品にさえも

含まれていたりします。

 

 

自分の生活と人生を変えようとしている、

ということは、

それなりの事情があると思います。

 

ただ、変えることについて、

ほんの少しでいいので立ち止まって、

考えてみてください。

 

例えば、変わり方について。

 

どう変わるか、その変わり方は

とても大切なことではありますが、

 

Howの前に、

自らの内に確かめておくことが

ありますよね。

 

つまり、変わるということが

『自分を苦しめる自分』からの解放、

という点があるということ。

 

結果として、外的には苦しいことや

一時的には面倒なことも

実行する必要があるかもしれません。

 

ただ、自分を変えるということは、

外的な何かや『自分を含めた』誰かに

責任を擦り付けることではありません。

 

自分の扱い方を変えていくことなんです。

 

つまり、

 

自分に寄り添い、

突き放していた自分を受け入れ、一体化し、

 

その結果、今が安定し出し、

生きる風向きが少しずつ変わり、

 

生きる場所や働く場所が変わったり、

付き合う人が変わったり、

付き合い方が変わったり、

 

そういったことが重なる日々の中で

自らの生活と生き方が

自分の望む方向へ変わってくる、

 

ということです。

 

自分の生活と人生を変えるために

自分を変える時に、

変わり方を意識し続けることで、

 

何を変えるか、どう変えるかにも影響し、

今より悪い結果を招くことを

防いでくれます。

 

変えること、変わることは、

誰かから見て良くなることではなく、

苦しんでいる自分を解放するのだ、

 

ということを意識してください。

 

御自愛ください、という言葉がありますが、

自愛あるところに道は開ける、

と私は考えています。

 

今自分は、

(周囲の勢いや圧力に任せて)

自分で自分をぞんざいに扱ってないか、

 

この自分を解放するために

自分を変えること、自分が変わることは

どうすることだろうか、

 

どんな窮地に追い込まれていても

どんな慢性的な苦痛に苛まれていても、

 

あなたがあなたを見放さず、

変わらないこと(=変わることが0)や

受け入れて肯定する方向へ変わることを含めて

 

問いかけは自分軸、

変わるのも自分軸、

そうやって変わろうとすることに

 

意識を向けてみてはいかがでしょうか。

 

ー今回の表紙画像ー

『公園のお花畑』