このブログは
『日々の棚卸し』という題名で、
7年ほどの間続けています。
これまでの私を振り返り、
今の私から過去の苦しんでいる私に向けて
「そんなに怖がらなくてもいいよ」
「できることはあるよ」
「いつも一緒にいるよ」
そう伝えることによって、
同じように、
自分を見失っていたり、
明日を模索ばかりして
動けなくなっていたり、
自分を貶めてばかりいる、
そんな方々のささやかなサポートが
できればよいと思って
日々の気づきとして綴っています。
棚卸しという言葉は、元来、
商品の在庫管理などで使用されますが、
ここでは自分自身の中にある
考え方、受け止め方、思い込み、常識、
そういったものを指していて、
この棚卸しの一つの例として、
ある環境下で行う方法は、
後で述べるように、
アルコールを始めとする依存症からの
回復のプロセスで使用される、
米国発症の自らを振り返るための
誰でも実行可能な素朴なツールです。
もしかすると、ツールというより
教義と表現した方が
よいのかもしれませんが、
宗教的なそれと
一緒くたにしていまいたくないので、
ここではとりあえずツールと言いました。
ツールと言っても、
スマホやパソコンにインストールして
使用するアプリのように、
ボタンを押せば自動的に答えが出てくる、
という単純なものではありません。
ですが、真摯に取り組むことで、
心の痛みや哀しみに耐えられない、
そう無意識によって判断されて
自らの奥深くに仕舞いこんでしまった
想いを蘇らせ、
そうなるに至った一連の事象と、
どう向き合ったらよいか、
その意味は何か、
なぜそうだったのか、
といったことの気づきと、
自分がどうすればよいか、
ということの示唆をもたらします。
先に述べた
アルコール依存症を皮切りとして
各依存症の自助グループに広まった
12ステップなどはその代表例で
その内容については
ネットで検索するといくらでも出てきます。
ちなみに、
この内容を思い切り省略してお話しすると、
次のような感じでしょうか。
自分の意思の力で
目の前の望まない状況を何とかしようとしては
悪循環に陥る日々を送っていて、
そこからの逃避のため
(当人は逃避とは思っていない)に、
依存対象にのめり込みながら、
体調を崩しやすくなったり、
周囲の人との関係が悪化したり、
金銭状況が苦しくなっていたり、
しかも当人がその状況を
変えることができないまま、
日常生活そのものがおかしくなり
行き詰ってまっている、
そんな日々に対して、
ひとまず自分や周囲の是非はおいておき、
自分と深く真摯に向き合う環境を求め、
これまで生きてきたことの棚卸しを行い、
自らの本音を正直に知り、
これまでの問題(過ち)とその本質を知り、
同じ問題を抱えている人々の間で、
述べることによって共有し、
行動して対処していくことによって、
それまで問題と思っていたこと自体は
徐々に問題ではなくなっていき、
その過程で抱えていた感情を手放すことの
大切さを覚え、実行し、
日々生じる問題の欠片を、
無理やり性急に解決しようとせずに
やり過ごす術を覚え、
何より自分自身を大切に扱うようになる、
そんな経過と結果を期待できます。
…思い切り省略して、とか言っておきながら
長々と書いてしまいました。
でも、本当に短くしたので
興味のある方は12ステップで調べてみると
いいと思います。
このプロセスに従って求める結果は、
一朝一夕で達成できることではなく、
繰り返しくり続けていくことで、
少しずつ自分を明確にしていく中で
得られるものであることは間違いありません。
★
山頂を目指すルートはいくつもあります。
自分にあったルートかどうか、
というのもあるでしょう。
ですから先に紹介した方法を
そのまま実行することを述べたいわけでは
決してありません。
必要なことは、
今苦しんでいるのであれば、
そこにある自分自身を、
まずはしっかり受け止める、ということです。
感情が暴走し、
他者や周囲の環境を傷つけている
自覚があるのであれば、
自分に対することも含めて、
埋め合わせをしてきましょう。
もっとも、
自分を受け入れ、抱き止め、
自分とのつながりが回復するほどに、
自動的に?『自分を含めて』(←ここがポイント)
傷つけた人々に埋め合わせをするように
なるのですけどね。
自分とのつながりが希薄のまま
世の中にあわせてばかりいるから苦しむし、
その理由も意味不明になるんですよね
繰り返しになりますが、
これは方法を問うものではありません。
理由はどうあれ、
日常が行き詰ってしまっているのなら、
その状況で行うべきことは、
まず、
よくぞここまで生きてきた、
それは凄いことなのだ、
という明確な自覚を持つこと、
そして、
これまで自覚できていなかった
心が壊れかけた経験や
グロッギーになってしまったことは、
“あれだけ”の環境を生き抜いてきたのだから
当然だと理解すること、
それらをしっかりと振り返り、
身体の感覚として繋げること、
それらをして、
本当の意味での癒しというのではないかと
強く感じています。
きっと、絶望し、弱音を吐き、卑屈になり、
自分を蔑んだこともあるのではないでしょうか。
そんな自分たちを、
しっかり受け止め一体化すること、
これにつきると思うのです。
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ー今回の表紙画像ー
『畑の横の花』
カラフルですね。
梅雨の晴れ間の空。蒸し暑い。。。。。

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